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【経験者に聞く】離島応援ナースの魅力的な働き方。メリット・デメリットを看護師にインタビュー

定年退職まで、今のまま働きたい?

旅行をしながら、のびのび働く

離島応援ナースのストレスフリーな働き方

経験した看護師に実際のメリット・デメリットをインタビュー!

記事の内容を動画にまとめました!

この記事(ブログ)で伝えたいこと
  • 離島応援ナースとは
  • 離島応援ナースの魅力
  • 離島応援ナースの体験談
  • 離島応援ナースの おすすめする転職サイト
  • まとめ
ナス子
ナス子

知らない土地で働くのは不安

という方のために、詳しく取材しています!

離島応援ナースおすすめNo.1

離島応援ナースとは?

応援ナースとは離島など人手不足の病院へ派遣される看護師のことです。

単発・スポット派遣との違いは、

  • 派遣先の病院に雇用される
  • 期間が3~6ヶ月と中長期
  • 好きな地域で働けるため、自分が住んでいるところ以外で働ける
  • 自分次第で、就職ができる

単発スポット派遣看護師の体験談

なにが違うの?派遣・バイト看護師の3つの働き方。契約内容・雇用形態の解説

離島応援ナースになるためには? 働き方・仕事内容

離島応援ナース(別名:応援看護師・トラベルナース)の条件や特徴について

離島応援ナースになる条件や特徴
  1. 臨床経験が3年以上が望ましい
  2. 人員が不足している赴任先(病院・施設・訪問看護)に短期間(3ヶ月~6ヶ月)勤務する制度
  3. 正社員と比較して高額の給料
  4. 旅行気分で、プライベートが充実
  5. 雇用先は派遣会社ではなく、病院(赴任先)からの直接雇用【社会保険の加入OK、確定申告が不要・年末調整をする】
  6. 応援ナースは「派遣」や「バイト」ではない(雇用契約上)
  7. 契約期間終了後、正職員に切り替えて勤務を続けることもできる(※1)
  8. 人員不足地域での仕事は社会貢献になる

(※1)契約期間終了後、赴任先の同意で、契約の更新や、正職員に切り替えて勤務を続けることもできる。正職員となった場合、給料は職場規定となる。6ヶ月以上勤務した際には有給休暇が付与されます。

応援ナースの延長で、正社員にならずに何年も働くことも可能です。

「働いて職場が好きになった」「興味があった地域」では、うれしい制度

ナースマン
ナースマン

お試しで働くつもりでOK!

給料平均と応援地域

離島応援ナースの給料の目安は以下の通り

【応援地域】【給料/月】
北海道応援ナース40万円~50万円
沖縄応援ナース30万円~35万円
その他:離島応援ナース33万円~40万円

筆者(ナースマン)は北海道在住のため、離島応援ナースの求人をチェックすると……

北海道には看護師50万円、准看護師40万円で、夜勤手当が1.5万円の求人!

ナースマン
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求人で確認しよう!!

離島応援ナースで楽しく稼ぐ!

給料が高い理由

  1. 応援手当の支給
  2. 夜勤手当も加算
  3. 残業代も支給

離島応援ナースの給料は、一般看護師と比較して、とても高い!!

ナースマン
ナースマン

気持ちよく働くため、給料は現地の看護師に、言ってはいけない!

ゲスト(経験者)の経歴紹介

離島応援ナースの魅力と体験談をこちらの経験者に質問します!

さくら
さくら

リンクから活動を応援してや~(関西弁)

※インタビュー内容は筆者の都合により、標準語にてお届けします。

【年齢・資格】30代・看護師
【応援ナース歴】5年
【特徴】アクティブ系 美人看護師
【趣味】ヨガ・旅行
【経験した主な応援地域】

  • 石垣島離島応援ナース(沖縄県):3年
  • 首都圏応援ナース:2年

さくらさんのブログを読む
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Instagram(インスタグラム)

離島応援ナースになろうと思った動機・きっかけ

Q:離島応援ナースとして働こうと思った『動機』『きっかけ』を教えてください

さくら
さくら

病棟が大変で、一生ここで働きたくないと思いました!

応援ナースをはじめたきっかけ
  • 急性期病棟が忙しすぎた
  • 正社員の仕事に負担を感じた
    (リーダー・委員会・看護研究・新人教育)
  • 看護師の面白い仕事を探していた
ナースマン
ナースマン

「離島応援ナース」初めて聞きました。 面白そうですね!

離島応援ナースの魅力・メリット

Q:離島応援ナースの『魅力』とは?
  メリットを教えてください

離島応援ナースの魅力

海がある離島では、スキューバダイビング(潜水)などのウォータースポーツ

冬の北海道ではスノーボードなどの、ウインタースポーツも!

自然豊かな地域で働くことは、アウトドア好きには魅力的です。

海がすぐ近くにあるので、休みの日は泳ぎ放題! のんびり島 暮らし!

離島応援ナースをはじめる前は、泳ぐのが得意ではありませんでしたが、写真の通りです。

ウミガメ、ニモ(カクレクマノミ)は、いつでも会えます!

さくら
さくら

地域の食べ物も楽しめます!

期間中の家は寮生活

ナースマン
ナースマン

3カ月~6ヶ月の期間、
住むところは?

離島応援ナースの期間中に住むところは寮です。 

離島応援ナースの手厚いサポート
  1. 寮の完備が多い(家具家電・設備が完備)
  2. 引越し費用の一部、または全て補償
  3. 面倒な手続きは派遣会社に おまかせ
    (赴任先との雇用契約・社会保険加入など)
  4. 社会保険の加入は勤務が週に20時間~
ナースマン
ナースマン

引越しの負担が少ないのは助かりますね!

寮生活と言っても、病院が所有しているアパートになります。

  • アパートを部屋単位で、病院が契約している事がある
  • 職場から近い物件を準備してもらえることが多い
  • 離島応援ナース全員が同じアパートではない
  • 車の持ち込みOK

アパートを部屋単位で、病院が契約している事があり、全員が同じアパートではないです。

職場から近い物件で、休日や仕事後には交流でき、自宅ではプライベートが守られる環境です。

広大で美しい海に癒され、お仕事もプライベートも充実します。

さくら
さくら

応援ナース仲間や趣味のヨガとも出会えました!

 

  • 応援ナースの求人は、北海道から沖縄まで全国にある
  • 看護師の資格を活かして、観光を楽しむ
  • 地域と仲間があなたを待っている!

登録料0円で応援ナース

デメリット

Q:離島応援ナースの『大変なところ』は? デメリットを教えてください

さくら
さくら

……ぶっちゃけ人によるところも

離島応援ナースのデメリット
  1. 人員不足のため、即戦力が求められる
  2. 人手不足で忙しい
  3. ボーナス・昇給がない
  4. 高い給料への風当たりが強い
  5. 医療体制が古い職場もある
  6. 地域の文化・食生活・気候に馴染めないことも
  7. 任期が短く、専門性・キャリアアップには不向き

職場のデメリット

離島応援ナースは、看護師が不足している病院で働く制度。

人員不足で、忙しくなりやすいデメリットがあります。

人員不足で大変なところ
  • オリエンテーションが最小限
  • 先輩のフォローが不十分
  • いきなり受け持ちがつく
  • 赴任1週間で夜勤
  • 残業が多い
  • 忙しいゆえに、人間関係が悪くなりやすい

即戦力になれる看護師が求められる理由です。

さくら
さくら

良い出会いもあれば、逆もある。任期で辞めれることが、救いかも

応援ナースは期限が決まっているため、期限以内に退職すると「赴任費用の返還」「引越し費用の請求」を求められることがある。

離島応援ナースは任期を終えると、転職活動が必要になります。

期限内(自己都合)の退職が続くと、派遣会社から仕事を紹介してもらえなくなる可能性がある。

ナースマン
ナースマン

応援ナースを続けたいなら、「期限内」に退職できない!

さくら
さくら

私は恵まれていて、辞めたいと思ったことはないですね

デメリットの対応
  • 現地スタッフや応援ナースと十分なコミュニケーション
  • 高い給料でモチベーションを維持
  • 豊かな自然・観光でプライベートを充実

人員不足で多忙になりやすいため、

仕事を早く覚えたり、馴染む努力は必要です。

さくら
さくら

応援ナースはキャリアアップには不向きですが、他の職場・地域の経験は看護に活きる

環境のデメリット

離島応援ナースは環境の変化が大きいため、予期せぬトラブルに遭遇します。

行ったことがない土地、名前だけは知っているという方も多いです。

環境面での不安を減らすために、少しだけ予習しましょう!

デメリットの余談
  • 石垣島ではヤモリとの遭遇率が高い
  • 沖縄、奄美大島ではハブが大発生
  • 北海道には野生動物が多い(キツネ・タヌキ・シカ・クマ)
  • どこに行っても虫はいる

北海道での注意点

ナースマン
ナースマン

北海道にゴキブリは
いないよ!

私(筆者)は北海道在住です。生まれて1度もゴキブリを見たことがありません。

苦手な方には、北海道がオススメですね!

しかし、車の運転には注意が必要です。

北海道の都会(札幌)では、公共交通機関が充実していますが、

離島応援ナースで行く地方では、車がないと不便です。

自家用車やレンタカーの運転中に、鹿などの野生動物と事故を起こすと、最悪廃車になります。

冬になると雪や凍結で、路面状況が悪くなるため、経験が少ない方は特に注意です。

ナースマン
ナースマン

ヒートテックは必需品!

環境に合わせた持ち物

寮生活では家具・家電が充実しています。

  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • ガスコンロ
  • テレビ
  • クリーニング済の布団

最低限の生活はできますが、環境に合わせた持ち物が必要です。

奄美大島(あまみおおしま)での経験談

沖縄や奄美大島など、島国の特徴として、

  • 台風が多い
  • インフラが船に依存している
  • 湿度が高い

島国での物資の輸送の多くは船です。

台風が来た時には、船の出入りが3~4日なくなります。

商品が入らず、お店が品薄の状態。

コンビニでも買い物ができなくなるため、離島応援ナースで沖縄方面に行った際には、食べ物の備蓄が必要です。

沖縄方面では、『布団が1日でカビる!?』と思うほど、湿度が高いです。

  • 環境面のカビ
  • 食品の腐敗
  • 髪の毛が広がる

などの影響があります。

湿度対策として、

  • 除湿器
  • 髪用のアイロン

などが必要です。

ナースマン
ナースマン

暑さに強い速乾性のインナーも必要!

奄美大島での、経験談を提供してくれたのは、男性看護師のフィンさんです。

≫フィンさんのTwitter

≫フィンさんの離島応援ナースブログ(NAMINORI MENS NURSE)

まとめ・おすすめ会社

離島応援ナースのまとめとして、向いている人の特徴です。

さくら
さくら

土地の文化を楽しむ気持ちで応援ナース!

求人サイトの選び方

ナースマン
ナースマン

強い会社を選ぼう!

看護師の仕事を紹介する会社はたくさんあります。

しかし、離島応援ナースの求人を扱っているのは、一部だけ

多くの会社は就職の求人ばかりで、応援ナースや派遣には弱いのが特徴です。

これらは離島応援ナースに強い求人を持っています。

そして、0円で登録&利用できます。

北海道・沖縄・他の離島を網羅!! リピーターも多い実績No.1

北海道の応援ナースに強い! 知名度No.1

応援ナースも派遣看護師にも手厚いサポート 幅広い求人に

【画像付き】MCナースネットの登録方法を紹介!

どこで離島応援ナースをするかは、自分で選べるので、情報は幅広く集めるのがベストです。

ナースマン
ナースマン

かけがえのない経験!

楽しむ特化の求人

離島応援ナースは給料が高いのが特徴です。

しかし、「給料が現地スタッフと、同じでも良いから楽しみたい」という看護師もいます。

そのような看護師には「結の島ナース」とジャパンハートの「RIKAjob(リカジョブ)」がオススメです。

特徴
  • 給料は現地スタッフと同水準
  • 現地コーディネーターがいる
  • 同じプロジェクトから正社員になった先輩が手厚い

給料が現地スタッフと同じ水準のため、後ろめたさがなく、

フォローが手厚いため、離島での楽しみ方をたくさん教えてもらえます。

離島応援ナースに興味がある人に、オススメの働き方

看護師の派遣は、たくさんの働き方があります。

職場の体験談を知りたい方は、下のリンクから読んでみてください。

ナースマン
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