ブログの収益化の手段の1つとして、Googleアドセンスの審査があります。
ブログを始めている方や、これから始めようとしている方は勉強熱心なので、有名ブロガーさんの記事や、知名度の高いYouTube、書籍などで、すでに学習しているかと思います。
ただ、合格の方法・ノウハウを知っていても、その通りにやっただけでは不合格になってしまうケースも多くあります。
私、ナースマンもそのうちのひとりです。
この記事では、Googleアドセンス合格のために、一般的に必要とされることをまとめつつ、不合格の通知を受け取ったナースマンが、どのような工夫をして、合格することができたのか?
その記録を書かせていただきます。
これからGoogleアドセンスにチャレンジする方だけでなく、
私と同じように、すでに不合格になってしまった方にとっても、ひとつのケースとして参考になると思います。
同じ境遇の方の参考になればいいなと思います。
目次
一般的に必要とされる、合格のコツ
- 発表された明確な基準はない
- アドセンスポリシーの違反がないか
- 独自ドメインでのブログ運営
- 自身のブログに、プライバシーポリシーがある
- 自身のブログに、お問い合わせフォームがある
- 運営者情報が載っている
- アフェリエイトリンクがない
- 記事の量
- ひと記事内の文字数
- 記事の質(オリジナリティ)
- どうしても、審査が通らないときの最終手段
Googleアドセンスの合格基準
- 発表された明確な基準はない
- アドセンスポリシーの違反がないか
合格基準
一番大切な前提条件として、『Googleアドセンス合格に明確な基準はない』です。
「昔は審査に通りやすかったけれども、今は審査に通りにくくなった」といった話もよく聞きます。
このように、審査の時期によっても、合格基準が変わっているのは、多くのブロガーさんがが証明しています。
「合格基準がわからないなら、この記事を読む意味がない」と思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
なぜかというと、
アドセンスには発表されている公式のポリシーや、多くのブロガーの経験があるからです。
これらを参考にすることで、『明確な基準』がわからなくても、自分がどのようにすべきなのか? その方向性は見えると思います。
Googleアドセンスのヘルプや、リンクしているYouTubeで確認することができます。
ただ、Googleが発表しているアドセンスのポリシーは、とても分かりにくい!
よくわからない横文字がたくさんです。
「パブリッシャー」「潜在顧客にリーチ」「広告エコシステム」など……
書かれても、訳が分かりません。
そして、情報量が多すぎて、どこにアクセスしたらよいのかもわかりにくい。
なので、ポリシーに書かれている主な禁止事項を要約しました。
- 成人向け(アダルト)
- グロい(体液や排泄物・犯罪現場など)
- 暴力的(武器・銃・爆弾など)
- 違法行為を助長する内容
- タバコ・アルコール・ドラック・ギャンブル(合法・非合法問わず)
- 特定の個人・組織を誹謗中傷するもの
たくさん書かれているポリシーですが、少なくとも、ここに挙げられている項目に違反すると、不合格になります。
また、合格後でも停止処分や、アカウントをバンされる可能性があるので、注意が必要です。
正規の薬・サプリメント・ドラックもすべて禁止事項に含まれています。医療系のコンテンツは信用性の問題から、収益化しにくいという点もあるので、個人ブログでは触れない方が安全です。
ナースマンは医療現場の人間ですが、ブログで健康や医療に関する記事を扱う場合には、本当にお勧めできる内容を発信するとともに、Googleのポリシーにも注意したいと思っています。
ブログ全体で必要なこと
- 独自ドメインでのブログ運営
- 自身のブログに、プライバシーポリシーがある
- 自身のブログに、お問い合わせフォームがある
- 運営者情報が載っている
- アフェリエイトリンクがない
独自ドメイン
『独自ドメイン』については、有料ブログで運営しているなら大丈夫です。
無料ブログでも合格する例があるようなので、絶対ではないですが、収益化を目指すなら選択肢は有料ブログ一択です。
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プライバシーポリシー
『プライバシーポリシー』は、元々あるテンプレートを、自分用にカスタマイズして使用するか、テンプレートを公開しているブロガーさんもいるので、そちらで準備できます。
お問い合わせフォーム
『お問い合わせフォーム』については、必要なプラグインなど、マニュアルやYouTubeで設定方法が解説されています。
運営者情報
『運営者情報』も必要になるようなので、アドセンス申請前にプロフィールを作成しましょう。
アフェリエイトリンク
『アフェリエイトリンク』については、設置していても合格した。
という場合があるようです。必ずではないのですが、審査時にはない方が良いでしょう。
この記事を作成時、ナースマンはブログ初心者なので設置前です。同じく初心者の方は問題ないのですが、すでに設置済みの方は一時的に記事を非表示にする対応をした方が良いかもしれません。
アドセンスの審査に合格した後なら、アフェリエイトリンクがあっても問題にならないので、審査終了後、再表示しても大丈夫です。
記事単位で求められる基準(有用性の高い記事)
- 記事の量
- ひと記事の文字数
- 記事の質(オリジナリティ)
- 外部リンクがある
コンテンツの有用性
記事の量・文字数・オリジナリティが少ないと、不合格通知で『有用性の低いコンテンツ』と書かれ、解説動画のおじさんとともに返信がきます。
Googleが言う、『有用性』……その主なものをまとめました。
記事の量
「記事の量は5~10個あれば十分」と言われていたり、「20~30個は必要」だともいわれています。
20~30個は昔の基準だとも言われていますし、10未満の記事数でも合格した方がいるようです。
ですので、5~7の記事が完成したら、試しにアドセンスの審査を受けてみるのも、ひとつの手だと思います。
私も不合格になってしまいましたが、初回の審査は7記事で受けました。
審査は何回でも受けられるので、不合格通知で『有用性の低いコンテンツ』とメールが届いたら、記事数を増やしてチャレンジしたらいいのです。
何十回もアドセンス審査を受けている方もいますし、複数回、審査を受けるデメリットはないかと思います。
ひと記事の文字数
当然、記事の量を増やしたいからといって、少ない文字の記事を量産しても、Googleが求めるサイトになりません。
また、文字数が足りないからといって、無理に文字数を稼ぐのはやめましょう!
「あああああ」など、適当な内容の記事を作ってはいけません。
「あああああ」は自分しかプレイしないRPGでキャラクターにつけてあげてください(笑)
具体的な目安として、ひと記事の文字数は、1,500~2,000文字と言われています。
あくまでも目安です。
Googleアドセンスのご機嫌をうかがうのは、ある程度大切ですが、一番大事なのは、読者の悩みを解決できるか?です。
文字数だけに執着しないようにしましょう。
大事なことは、「ページ数よりも質を優先させる」ことです。
これはGoogleからも発表されています。
質の高い記事を作ろうと思えば、丁寧な説明が行われ、自然と文字数も多くなるはずです。
ただ、審査は機械が行っているので、わかりやすい指標として、文字数も無視できないと思います。
記事の質(オリジナリティ)
不合格通知で『有用性の低いコンテンツ』と言われたときに、オリジナリティが必要と書かれていました。Googleアドセンスの言葉をそのまま使うなら『独自性』です。
アドセンスから送られてくる解説の動画の中でも「ページ数よりも質を優先させる」話しています。
解説の動画を視聴しても、明確にオリジナリティを向上させる方法はわかりませんが、以下の点に注意した方が良いです。
- 他サイトからのコピーコンテンツが含まれていないか
- 写真や画像が含まれているか
コピーコンテンツ
コピーコンテンツには著作権的にも注意しなければいけません。
また、同じジャンルで戦う他のサイト内でも、同じような言葉が使われると思います。重複を避ける工夫が必要かもしれません。
写真や画像
これらを使用することでも、オリジナリティの向上が期待できます。
ですが、他のサイトからの無断転載はもちろんですが、フリー素材であっても、『コピーコンテンツ』に含まれる可能性があります。
機械は画像の内容までは理解できないので、データの名前は記事に連動した英語名に変更した方が無難かもしれません。
外部リンク
外部リンクが全くないというのも、Googleにとっては信頼性が低くなるようです。
ブログの運営者にとっては、自分のサイト内の回遊率を上げるために、できるだけ外部リンクは貼りたくないと思います。
ですが、自分のサイトに書いている内容の根拠を引用・参考元のリンクを貼ることで、証明することができるため、よりGoogleに信じてもらいやすい記事(審査に通過しやすい)になります。
ユーザーとっても、有益な情報になるはずです。
どうしても、審査が通らないときの最終手段
はじめのうちは、『有用性が低いコンテンツ』という注意を受けます。
その場合は、これまでお話ししてきた内容を意識して、ひとつでも多く記事を作ることが必要です。
しかし……
何十回とアドセンス審査をしても、まったく合格しないというケースもあると思います。
その場合、問題なのは記事の量ではなく、何らかの禁止事項に触れている可能性があるということです。
この場合の解決策は、
『あやしいモノはすべて隠せ』です。
自分の部屋に誰かを招待するときのように、見られて相手が勘違いしたり、不信感を持ちそうなものは、押し入れの奥に隠すようのと同じです。
Googleに見られて、ヤバそうなもの、もしかしたら……と思うものは、
片っ端から隠してしまいましょう!(笑)
具体的には、怪しい記事をひとまず非表示にすることです。
もしも、これで審査に合格したら、隠した記事の中に犯人がいます。
ゆっくり取り調べをして、今後の扱いを検討しましょう。
どうしても手放したくない記事であれば、よく読んだ後に修正して、また世の中に出したらいいと思います。
ナースマンがGoogleアドセンスに合格するまで ~記録と対策~
ここまでの記事の文字数で、4000文字以上です。
ひと記事の文字数は、これの半分程度でいいかと思いますし、記事数を増やすなら『前半』『後半』と分けてもよかったのですが、読者のページ遷移の手間が少なくなるよう、1ページにまとめました。
下のリンクは、ナースマンがGoogleアドセンスに合格するまでの記録と対策です。
こちらは随時、更新を行う予定なので、別の記事にまとめました。
良ければ合わせて読んでみてください!
アドセンス審査のノウハウはあちらこちらで書かれていますが、情報量が多いので、優先順位がわかりにくいです。
これだけは確実に抑えなければ、審査に合格できないというラインの参考になります。